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ホームステイ?寮?迷ったら両方体験できちゃうホスト宅で!【取材】

更新日:

ホームステイには様々な家族がありますが、今回は受入学生が常に5人以上いる、学生寮のようなホームステイです。寮とホームステイのいいとこ取りができるロッシェルさん宅の紹介です。

ホームステイ情報

ホスト名:ロッシェル・ハメント
家族構成:ホストマザー、ホストの母、ホストの叔母
職業:ホストマザーは保険の営業、ホストの母・叔母ともに元英語教師
家について:一軒家、13LDK
場所:ロサンゼルス、コリア・タウン付近
学校までの距離:コロンビア・ウエスト・カレッジCWC(20分)、エルエーエスシーLASC(20分)、エルエスアイLSI(25分)
ここがオススメ:いつも誰かいるから寂しくない
こんな人は行かないで:常に一人の時間が欲しい人

ザンビアでの教師生活が留学生受け入れに役立っている

ロッシェルさんと一緒に住んでいるローズさんは、ザンビアで30年間暮らしており、そのうちの16年間を小学校の先生として過ごしていました。ザンビアで暮らしていたという人にあったのは12年のアメリカ生活で初めてだったので大興奮しました。

ローズさんはザンビアに移り住んだ初年は文化の違いや、英語の言い回しの違いにとても悩み苦労したそうです。ですので、ロサンゼルス留学をしに来る学生がどんな気持ちかがよくわかり、手助けできるのです。

では、どのようにその苦難を乗り越えたかというと、現地のザンビア人と每日顔と顔を付け合わせ、時間をかけてゆっくりと文化の違いや言い回しの違いに慣れていったとのことです。全く文化の違うところで生活するので、いきなりすべてを受け入れるのは難しいということを身をもって知っているのです。

フィリピンで先生をしていた

ローズさんはフィリピン生まれで、フィリピンで先生をしていました。ところが旦那さんの仕事の関係でザンビアへ移り住むことになりました。鉱物を扱う会社なのですが、とても大きく世界中から人が集まっていたそうです。

ローズさんが先生をしていた学校はこの会社が出資した学校で、生徒はほとんどがこの会社で働いている人たちの子どもだったそうです。

したがって、現地のザンビア人の子どももいましたが、その他フィリピン人、イギリス人、南アフリカ人、インド人、ニュージーランド人、カナダ人、パキスタン人など多くの人種が学校で勉強をしていました。

この学校の小学生部門をローズさんは担当し、ローズさんが経験して慣れていったことと全く同じことを、学校の子供達にもやっていったのだそうです。つまり、顔と顔を合わせて時間をかけてゆっくりと子どもたちと向き合ったのです。

そうすると、子どもたちも文化の違いに慣れ、友達もどんどんできるようになったとのことです。このザンビアでの経験を活かし、現在のホームステイでも留学生同士が仲良くなるように手助けをしています。

自身の経験をもとに留学生のサポート

2013年から留学生の受け入れを始めたのですが、ローズさんがザンビアでそうだったように、そしてザンビアの子どもたちがそうだったように、留学生も文化の違いや言語の違いで大きな悩みを抱えていると知っています。

実際にローズさんがが経験した、顔と顔を合わせて時間を取るということを大事にしているので、毎回食事は一緒に食べますし、食事後は必ず留学生と時間をとるようにしています。フィリピンでは英語教師でしたし、ザンビアでも英語で教えていたので、教え方には自信があります。

ザンビアではいろいろな国の子供達がいて、その子どもたちを仲良くさせた経験もあるので、同じように世界各国から来た留学生が仲良くなれるように手伝いができるのです。

留学生がいつでも質問ができ、少しでも英語に触れられるように「チームロサンゼルス」というライングループを作っているんですよ。

いいとこ取りのホームステイ

ホームステイのいいところ

  • ロサンゼルスの一般生活が体験できる
  • 一人部屋がある
  • 他の学校の生徒さんと情報交換ができる

寮のいいところ

  • 友だちがいるからホームシックになりにくい
  • 友達同士、勉強を教えてたり教わったりできる

ロッシェルさんのお宅は、寮のようなので友達が作りやすく、人が常にいるのでホームシックになりにくいです。且つホームステイなので一人部屋でプライバシーも守れますし、ロサンゼルスの一般生活が体験もできるという両方のいいところを兼ね揃えたホームステイなのです。

10人もの留学生を受け入れ

ホームステイでは1~2人の受け入れをしているところが多く、ロッシェルさんのように10人も学生を受け入れられるというのは稀です。家には常に人がいて、とてもにぎやかなのです。

2016年7月には、イタリア人、フランス人、オランダ人、ギリシャ人がいました。2016年9月現在、7人の留学生がおり、オーストリア人、ギリシャ人、台湾人、日本人が滞在しています。毎年夏の時期は大忙しで満員であることがほとんどです。

留学生はもちろん入れ替わりますが、元教師で学生同士を仲良くさせる経験豊富なローズさんがうまく間に入ってくれるので、自分から話しかけるのが苦手な人でも友達が作りやすいです。

また、学校の寮と違いアメリカ人の短期滞在者がいることもあるので、時期によってはアメリカ人の友達が作りやすいということもいえます。このように、多くの友達ができる機会が多く、ホームシックになりにくいということがいえます。

学校の寮での滞在の場合、基本的には同じ学校に行っているわけですが、ロッシェルさんのホームステイだと皆別々の学校へ行っている事が多いので、他の学校がどのように違うのかという情報交換もできます。

ですので今行っている語学学校が本当に自分に合っているのかどうか、見つめ直すいい機会になります。この語学学校では、このように教えてくれたなど、友達同士で勉強ができるというのもいいところですね。

ロッシェルさんお宅紹介

近所の中でもひときわ大きいロッシェルさんのお宅です。真ん中の入り口がありますがそこはめったに使わず、女性学生さんは左から、男子学生さんは右から入ります。女性と男性で住む場所が分かれているので安心です。

さすが13部屋もある家ですね。家の周りをクルッと回るのにも1分以上かかります。

住む場所は別れていますが、食事の時は女性も男性もここで一緒に食べます。

食事をするところ以外では、ここで他の学生とくつろぐこともできます。

この台所で自由に料理を作ることもできます。

女性の一人部屋です。

基本的には一人部屋ですが、2人でシェアルームすることもできます。

洗面所です。

壁に飾られているボードは、これまでに滞在した留学生からのメッセージや写真で溢れています。2015年からメッセージブックも始め、そこには留学生からの心温まるメッセージがぎっしりと書き込まれています。

まとめ

元英語教師なので英語の教え方もうまいし、留学生同士仲良くさせるのも上手なローズさんがいるお陰でホームステイと寮のいいとこ取りができるお宅です。

友だちができるからホームシックになりにくく、留学生は他の学校に行っているので学校の情報交換ができたり、友達同士で教え合いができます。ホームステイなのでロサンゼルスの生活も体験ができるという一石三鳥以上の価値あるホームステイです。

 

 

 

【2019年5月14日更新】

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