ホームステイをハズレにしないために重要なこと
ホームステイにアタリ・ハズレがあるってよく聞きます、どうなんですか?という質問をよく受けます。残念ながら、アタリ・ハズレはあります。でもそれって、自分のホームステイに対する期待を明確にすればハズレることはありません。
留学生活を左右する重要な要因であるホームステイ!
ロサンゼルスに留学へ来るときに、ホームステイによって留学が楽しくも、つまらなくもなる大きな要素です。せっかく学校が楽しくても、ホームステイに帰るのが嫌、となってしまうと留学自体が楽しくなかったというふうに感じるかもしれません。
せっかくロサンゼルスに来たのにそれはもったいない、絶対に楽しい留学にしましょう。楽しい留学=ホームステイに帰りたくなる家庭ということが言えるでしょう。じゃぁどうすればホームステイに帰りたくなるような家庭を見つけられるの?
それは、自分のホームステイに対する期待を明確にすることです。そして、その期待を学校やホームステイ斡旋業者に明確に伝えることです。
ホームステイに対する期待
10年前、留学していた頃の私のホームステイに対する期待は、「コミュニケーションをよくとってくれる家庭」でした。とにかく会話ができるようになりたかったので、少しでも時間を一緒に過ごしてくれるホストを探していました。
少しでも一緒に時間を過ごしてくれるということは、仕事でいつも忙しい家庭ではなくすでに引退している家庭がいいんじゃないかなと考えました。また、コミュニケーションをとってくれる家庭が良かったので、「一人の時間が多くある家庭」では滞在したくないと考えました。
ですので昔の私の場合「コミュニケーションをよくとってくれる家庭」「一人で時間を過ごすことが少ない家庭」ということが期待ということになります。
現在の私がホームステイをするとしたら「健康的な食事を提供してくれる家庭」「一人の時間が過ごせる家庭」ということを基準にホームステイを選びます。やっぱり大人になる(年をとる?笑)と健康に気を使うようになります。
そして、もう英語も話せるし、それよりは自分の時間を尊重してくれる人のほうがいいです。仕事がありますからね。
上記のように、10年前と今ではホームステイに対する期待が違います。もし「一人の時間が過ごせる家庭」に10年前に滞在していれば、期待と違うのでハズレのホームステイということになりますが現在同じ過程に滞在すれば、期待通りのアタリのホームステイです。
このように、アタリ・ハズレは自分の期待にあっているかどうかで変わってくるのです。
アナタの期待はなんですか?
いいいホームステイに滞在したいんだけど、自分の期待がよくわからない、という方もいると思います。そんな方に、どのような期待があるのか、実際の過去の学生さんの問い合わせを見てみましょう。
・学校から近くがいい
近くってどのくらい近いことですか?私ならバスを乗り継いで30分で行くより、乗り継ぎ無しで1時間書けたほうがいいです。
あくせくしなくていいし、なんといっても移動時間中に本が読めますからね。歩くのは好きか、自転車通学も考えているか、ということも明確にしましょう。
・子供がいる家庭がいい
子供って何歳のことですか?ホストが60代の場合、子供は30代だったりします。小学生くらいの子供がいい、とか幼稚園くらいの小さい子供がいいとか、15歳から18歳くらいの子供がいる家庭というようにしましょう。
・ペットのいる家庭がいい
ペットって犬?小鳥?猫?蛇?熱帯魚?なんでもいいのであれば、ペットのいる家庭でOKですが、犬がいいならそう書きましょう。さらに、大型犬がいいとか小型犬がいい、室内犬がいいなどとさらに明確にするといいでしょう。
・自分以外の留学生がいてほしい
自分以外の留学生がいてほしいというリクエストを出したら、他の留学生は日本人だらけだった、ということもありえます。それが嫌なのであれば、自分以外の留学生ありで、日本人以外の留学生がいいということを書きましょう。
・食事の美味しいところがいい
好きな食事はなんですか?自分は野菜が好きな場合、いかに美味しい肉料理を毎日出されても不満に思うのではないでしょうか?ロサンゼルスの食事は和食に比べて総じてこってりしているので、こってり好きの人には美味しいということになります。こ れもきちんとさっぱりがいいのか、こってりでOKなのか書きましょう。
・白人系の家庭がいい
このリクエストは出せません。なぜなら人種で選ぶことは差別にあたり、法律で人種差別をしないようにとされているからです。どうしても白人の家庭じゃなきゃ嫌だ、という方は、実際のロサンゼルスに来てからホストの見学に行けばいいと思います。正直、そんな所にこだわってどうするんだって思いますが。
明確にするのはいいことですが、あまりにも全てのことにこだわりすると、該当するホストがいなくなってしまうのでこれだけは譲れない、という期待を2つぐらいに絞ったほうがいいですね。
学校やホームステイ斡旋業者に期待を伝える
期待を明確にしても、それを伝えなければ全く意味がありません。期待だけ膨らんで、ぜんぜん違うホストじゃーんってことになってしまいます。必ず、学校やホームステイ斡旋業者に期待を伝えましょう。
学校は勉強のことには力を入れていますが、ホームステイに力を入れているところは少なくアレルギーのあるなしを聞かれて「じゃぁ、あなたはこのホームステイね」って決められることがほとんどです。でもそれって、そもそも自分から期待も伝えてないですよね?
中には、出来る限り期待を聞いてくれる学校もあるので、ダメ元でも期待を伝えましょう。もし学校が期待を聞いてくれなそうであれば、ホームステイ斡旋業者に頼む方がいいでしょう。ここだけの話、学校はホームステイ斡旋業者に頼んでいる場合もありますからね。
もしホームステイ斡旋業者が期待を聞いてくれないのであれば、それはアウト。ホームステイ斡旋業者を使う価値がほとんどありません。とはいえ、ホームステイ斡旋業者はホストの犯罪履歴などを必ず調べているはずですので、その点は安心できます。
自分でホームステイを探すこともありですが、ホストがどんな人かまったくわかりませんよね?犯罪者の人が若いひととの交際を目当てにやっている可能性だってあるんです。ですので、日本からホームステイを自分で探すというのはやめたほうがいいでしょう。
弊社ではホストトファミリーを2、3軒紹介し、その中からお好きなホストを選んでもうらうシステムをとっています。
滞在先が決まるまで費用はかからず無料でホストの空き状況を調べることができますので、お気軽にお問合せください。
【2019年5月14日更新】