ゲスト体験談

【ロサンゼルスホームステイ体験記】アメリカで見つけた第二の家族。このホストで本当によかった。

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アメリカで第二の家族ができたと語ってくれたDさん。

さて、Dさんのホームステイ体験はどのような感じだったのでしょうか?

ホームステイでの生活や大変だったことなど、2か月間ホストと過ごしたDさんの経験を紹介頂きました。

自己紹介

こんにちは、Dです。
2022年の2月にカリフォルニア州ロサンゼルスへ渡り2ヶ月が経ちました。現在、サンタモニカカレッジに通っています。
今回は私のホームステイ体験についてお話させてもらおうと思うのですが、まずは軽く自己紹介から。

日本で4年制大学工学部を卒業後、建築会社に就職。社会人2年目のときに海外赴任を経験。

日々外国人スタッフと働く中で感じた価値観の違いや、最前線の現場を目の当たりにしたことで、この先自分が本当にやりたいものが見えまして。

将来を見据え、さらに英語力を高めるため、もう一度きちんと学び直したいという気持ちで留学を決意。

そんな思いから自身の強い好奇心を信じて退職。25歳になった今、勇気を出しアメリカへ。

現在カレッジでは、次の仕事に直結できるように専門的なクラスを受講しています。

 

さて、次は私のホームステ体験についてお話していきますね。

ホームステイ先での生活、一言で言うと?

「温かいホストファミリーで、居心地が良すぎた!」

毎日色々なことを気にかけてくれる本当に優しいマザーのWinnieさん。

たくさんコミュニケーションをとってくれるのはもちろんのこと、部屋で勉強に集中したり、疲れてダラダラしたい時などにはしっかりプライベートも尊重してくれてとても快適でした。

アメリカで第二の家族ができたみたいに、ストレスフリーで過ごすことができましたね。

家から海までも近く、ロケーションが最高なのもお気に入りポイント。

懐きやすく可愛らしい犬の出迎えも大きな癒しに。

ホームステイ先の家族構成

アフリカン・アメリカン系のWinnieさんファミリー。

家はアパートタイプで、別ユニットにはWinnieさんご兄弟が住んでいます。

なんとこのアパート1棟全体がご家族で構成されているんですよ!

アパートが身内のみって日本じゃまずないので、最初はその生活スタイルに驚き(笑)

家族だけしか住んでいない環境はすごく安心できましたね。

Winnieさんファミリー皆さん元気すぎるくらい明るくて、挨拶するだけで自然とテンションが上がりました!

ホストマザーは本当に顔が広く、私が滞在中は過去にお世話になったという方も何人か来て挨拶させてもらいました。

Winnieさんの素晴らしい人柄に、人が集まってくるのでしょうね。

時々、息子さんやお孫さんも遊びに来ることがあり、最初は顔と名前を一致することに苦労しました…。

ホームステイ先の様子

ホストマザーの料理はテキサス・メキシカンスタイルで、日本では味わえないような料理ばかり!

どれも美味しく、パリッと揚げたトルティーヤで食べるタコスは、今まで食べたどのタコスより美味しかったです。

一軒家とは違い多少狭さも感じましたが、私の部屋には十分な大きさのベッド、勉強机、タンス、クローゼット、壁かけテレビがついていたので、快適に生活することができました。

 

なぜホームステイにしようと思ったか

アメリカは移民大国であり、その地域や文化・慣習により生活スタイルは様々です。

家族によりハウスルールも違うでしょう。

でもアメリカの家庭料理を味わえ、異文化を体験でき、アメリカ人と毎日コミュニケーションをとれる、こういった生活を送るには、ホームステイがもっとも適していると考えたから選びました。

現地での生活に慣れた後、シェアハウスやアパート暮らしをと思っていましたが、はじめからいろいろ一気にやるのはストレスだろうなと。

家具や食材、日用品など必要なものを揃えるのに、時間を割きたくなかったのもあります。

その土地を一番知っているのはその土地で生まれ育った人たちだから、まずは生活する上で必要な情報を取得するために、いつでもホストに聞けるホームステイがいいと感じたのも理由の1つ。

ホームステイ前に感じていた不安

ホストファミリーがどういう人たちなのか、どんな生活になるのか想像できず不安はありました。

食事、お風呂、洗濯はどういうスタイルなのか、Wi-fiの繋がりやすさや、最低限必要な家具はあるのかなど、心配ごとは挙げればたくさんありましたが、全て杞憂に終わりましたね。

またコロナ禍の中、ホストがアジア人を受け入れることに対して、何か思うことはあるのだろうか…という点も少し気がかりで。

でも入居初日夜8時ごろお宅に到着した私を、ホストマザーはとても心配してくれまして。

そのおかげもありWinnieさんの優しい人柄が感じ取れ、第一印象で上手くやっていけそうという安心。

渡航前に感じていた不安はすぐになくなりました。

実際にホームステイをしてみてどうだったか

最初の頃はホストマザーが様々な料理を、ある程度決まった時間に作ってくれていましたが、少しずつ打ち解けていく内に、朝・夕食の好みや食事時間を私に合わせてくれるようになり、なんかもう家族ですよね。

私も家事は好きなので、掃除、模様替えや買い物、洗い物を手伝ったり、時にはタコスを一緒に作りました。

そうそう、私がWinnieさんに親子丼を披露したこともあります。

たった2ヶ月間でもこんな風に人との絆を深めることができるホームステイってすごくないですか?

ホームステイを終える時には、将来いつかアメリカに来た時や、ただホストマザーの作る料理が食べたくなった時、「いつでも寄ってくれていいよ」と言ってくれ、Winnieさん宅に滞在できてよかったと改めて思いました。

ホストファミリーとの思い出を教えてください

入居1週間後の日曜日にアメリカで大人気のスポーツ、アメフトの一大イベント”Super Bowl”が開催されて、家族全員でBBQしながらテレビで鑑賞できたのは本当に最高でした。

街の至る所から同じテレビの音や、ノリノリの音楽が流れていて祭り状態。

たまたまロサンゼルスに本拠地があるクラブ(Rams)が地元開催で優勝したからさらに興奮しました!

 

また私の誕生日にはイタリアンレストランへ連れて行ってくれ、ご馳走していただいたのもかけがえのない思い出です。

誕生日ケーキのサプライズと、家族の皆さんがHappy Birthdayソングを歌ってくれたことは最高の体験で、本当に感謝で一杯です。

まさか26歳になってこれほど祝われるとは思ってませんでした。本当に嬉しかったです。

 

3月末にはハリウッドで開催された第94回アカデミー賞をLIVEで観て盛り上がったり、ホストマザーの長い付き合いである親友のお宅で一緒にご飯を食べたりなど、どれも日本では体験できないような素晴らしい思い出ばかりしかありません。

 

Winnieさんと一緒に居間で映画鑑賞をしたときなんかは、その感想を話しあったり、テレビが大好きなマザーさんとの会話の入りは映画やテレビ関連が多く「昔あのハリウッドスターに会ったのよ」なんていう話で盛り上がったのもいい思い出。

こうすればよかったなーと後悔していることは?

土日に車で一緒に夕食の買い出しには行きましたが、一緒にドライブに出かけたりや外出したりなど、自分からもっと話しかけて提案したかったなと。

あまり自分から積極的に話しかけるタイプではないということに囚われないで、もっともっと話しかけにいくべきだったと反省です。

何かお土産は持っていきましたか?もしあれば何を持っていきましたか?

地元の日本茶とお箸をプレゼント。ホストマザーは日本茶を気に入ってくれて、長話するときや寝る前に一緒に飲んだりしました。

またホストマザーは日本酒が好きということもあり、近くの日本食品店で購入したお酒を一緒に晩酌したことも(笑)

 

参考までにですが、ロサンゼルスには日系のスーパーがたくさんあるので、アメリカでは手に入らないご当地お土産は珍しがられるかもしれません。

これからホームステイをする方にアドバイス

もし初めて海外へ行くならば、全てのことが不安に思うかもしれません。

旅行とは違い、異文化に適応する必要があります。

慣れた価値観や生活スタイルから、言語も異なる新しい環境で過ごすことに、最初は戸惑い嫌になることもあるかもしれません。

でも、もしあなた自身が決断して行動したならば、それは誰にでもできることではないので、自信を持ってください。

 

留学前はホームステイだけじゃなく何もかも分からないことだらけだった私。

渡航してから分からないことはさらに増え、2ヶ月経った今でも知らないことがたくさんあります(笑)

それでも生きてるし、今この一瞬を楽しんでいます。

 

ホームステイはその新しい環境に慣れるために最も素晴らしい選択肢になるはず。

何歳でもどんな立場でも、より厳しいと感じる方へ自ら一歩踏み出した人は、どんな新しい環境でも生きていける決断力と行動力があると私は信じています。

お互い頑張りましょう!

 

分からないことがあれば、学校もホームステイエージェントも何でも相談に乗ってくれますよ

【追記】コロナ禍の中で感じた不安と対策について

アメリカでは現在ワクチン接種とPCRテストが、誰でも無料で受けられます。

今回のホームステイ先では、ホストマザーとルームメイトが過去に感染したことがあることを聞いて最初は少し不安になりましたが、手洗い・うがいなどの基本的な対策はもちろん、お皿やコップを分けてくれたので、あまり気にせずに過ごすことが出来ました。

家の中ではマスクをしていませんでしたが、アパート内にご高齢の方もいらっしゃったのでマスクは常備。

おそらく各ファミリーによってコロナ対策方法も様々でしょうけど、同じ屋根の下に暮らす上で大切なのは、自分だけでなく相手のことも気遣うことだと思いました。

 

ホームステイ体験を含め、これから留学される方へ少しでも参考になれば嬉しいです。

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